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サッカー分析・サッカー観戦旅

海外サッカー試合、練習、情報、旅情報。

偽物⁉︎inサンシーロ〜チャンピオンズリーグ決勝チケット〜

こんにちは。



ミュンヘンを出発して8時間後、

13時、ミラノのlampugnano バスターミナルに到着。

ここは大きなバスターミナルで、ミラノに来るバスのほとんどがここに来るようだ。

たくさんのバス会社のバスが停まっていた。


バスターミナルの目の前、

メトロ lampugnano駅から、チャンピオンズリーグ2015/16の決勝の地、サンシーロスタジアムまでは、徒歩だと20〜30分。

メトロだと、1度乗り換えをして、15〜20分でサンシーロスタジアム駅に着き、そこから徒歩3分ほどである。


僕はメトロを使って、サンシーロスタジアム駅まで行った。


サンシーロスタジアム駅構内には、インテルの写真があった。

そこに、我らが日本代表の長友選手。

嬉しいですね。本当にかっこいい。

日本サッカーの誇りですね。

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そして、サンシーロスタジアム駅の目の前。

人がいっぱい。

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  ここで、「チケットー、チケットー。」と売っている人がたくさんいた。



駅を出てすぐ、サンシーロスタジアムが見える。

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駅の改札を出て、すぐさまおっちゃんに

「チケットー、チケットー!!」

と声をかけられた。

僕は、ネットで調べた情報から、スタジアム周辺で300〜500ユーロで買うと決めていた。


それにしても、改札を出て本当にすぐ。

不意を突かれて、びっくりしたけど、とりあえず値段を聞いてみることにした。

「500ユーロ。」

というおっちゃん。


「400ユーロ!」

値切ってみたが、下がらない。


チケットを見せてくれた。

本物かどうかもわからないから、よく見てみることにした。

UEFAと書かれたキラキラ光るマークもあった。

おっちゃんがチケットを空にかざすと、透かしのようなものもあった。

全然ちゃっちくないし、立派なチケットに見える。

でもなんだか怪しい気がした。

まだ一人目だから他のチケットを見てもいい。

しかし、チケットが無くなってしまうことは避けなければいけない。早く買って安心したい気持ちもある。


慎重にいきたいけど、もたもたはしてられない。この葛藤だ。


10分くらいああだこうだ考えていたが、

まだ売ろうとしてくるおっちゃんが、

「500ユーロ。」と言うと


「400ユーロ!」と値切る。


「500ユーロ。」


「400ユーロ!」


「わかった。400ユーロにする。」というおっちゃん。


10分経って、400ユーロになった。


ぐっと買おうかなという気になった。


でもまだ怪しいし、お金を渡すのはこわい。

チケットが偽物かもしれない。


周りを見渡して、欧米人がお金を渡しているか確認してからにすることにした。


それから5分ほど観察していたら、二組ほどお金を渡していた。


これなら大丈夫だろう。

400ユーロなら高くないし。


意を決して、チケットと400ユーロを交換した。

すると、おっちゃんが

フッーーー!と言って、

シャンパンを開けてビンを縦に降る祝杯ジェスチャーみたいのを始めた。

そして、少ししたらそこから離れていった。


なんかしてやられた感がある。

これやっぱ偽物?不安が押し寄せる。


でも、もう買ってしまったんだ本物だと信じよう。


時間は、14:30。


ゲートが開くのが、17:45。

ゲートにいって初めて本物かどうかわかる。


まだ入れないけど、とりあえず、ゲート付近の警備員に本物かどうか確認しに行ってみた。

警備員は、どうやら本物と偽物は見分けられないようで、分からないと言っていた。


次に、チケット売り場のようなところに行ったが、そこでも分からないと言われた。


ゲートが開くまで時間があったので、腹ごしらへ。

スタジアムから少し離れたところで、

イタリア風なのか、ミラノ風なのか、

サンドウィッチが売ってた。

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肉と炒めた野菜とソース。

想像以上に美味い!!


サンシーロに来たら、ミラノに来たら、是非食べてみてください!!


スタジアム周辺には、DJブース。


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日本じゃ、考えられない。

クラブのように音楽をかけて試合前から盛り上がっていた。

流行りの曲も、懐かしめの曲もかかってた。「september」とか。笑

スポンサーNISSANNISSANNISSANNISSANのマーク。すごい。


近くから見たサンシーロスタジアム。

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チャンピオンズリーグ決勝仕様。

スタジアム周辺は、アトレティコのファンが目立つ。


スタジアム周辺散策をしていると、あっという間に、ゲートオープンの時間に。


いよいよチケットが本物かどうか、中に入れるのかわかる。



チケットを持って、警備員がいるゲートに行く。

チケットを見せる。


入れた!!


と言っても、スタジアムの敷地内に入っただけで、スタジアムの中に入るゲートではない。

警備員のゲートの次に、スタジアムの中に入るところで、チケットのバーコードを読み込むゲートがある。


二つのゲートを通らなければならない。


一つはクリア。


サンシーロに近づいてきた。

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そして、チケットをチェックする本物のゲートへ。


チケットを見せる。


スタッフは、チケットの裏をよく見ている。


頼む!!


スタッフは、青いインクのペンのようなもので、チケットの裏をちょんちょんと、インクをつけた。

青いインクの滲み具合を見ている。


何回か、ちょんちょん。


そして、そのインクをよーく見て。


静かに


「FAKE.」と言った。


えっ⁉︎

フェイク⁉︎

ほんとに⁉︎

まじで⁉︎こんなことあるの⁉︎

やられたーー。またヨーロッパでやられた。

こわいこわいこわい。


別のスタッフがやってきて、

「フェイクのチケットを持っている人はこっち。いくらで買った?」

と聞かれた。

「400ユーロ。もしかして、罰金取られる?」

「大丈夫。フェイクを買ってしまった人がたくさんいるんだ。こっちへ。」

英語とスペイン語まじりの会話。


そのままフェイクチケットを持っているものが、行くところに案内された。


そこには20〜30人くらいの僕と同じフェイクを持った人々がいた。みんな欧米人だ。

欧米人でも見破れないチケット。

騙されるのはアジア人ばかりかと思ってた。


恐るべし、ヨーロッパ。


まじで試合見れないかも。









いざミラノへ〜チャンピオンズリーグ決勝観るんだ〜

こんにちは。


前回のブログの記事の内容が、5月3日。

お気づきだったと思いますが、いろんなことが起こりすぎで、記事の内容が3週間以上遅れて書かれていました。

リアムタイムでなく、大変申し訳ありませんでした。常に一週間前、二週間前、三週間前のことを書いておりました。


そして、前回のブログの内容の次の日、5月4日に無事にマドリードからミュンヘンにたった5ユーロだけを持って帰ってきました。今日の内容が5月28日なので、24日間、毎日のように働いておりました。


1ユーロ125円くらいなので、700円だけを持っていました。

そこから、次の目標であるチャンピオンズリーグfinalを見るために、お金を貯めておりました。

チャンピオンズリーグfinalのチケットは、80000枚あるが、スポンサーや出場するクラブ2チームにほとんど配分されて、一般に出回るのは6000枚ほど。

世界中が注目の試合であり、一般に出回るのは6000枚となると、かなりの入手困難であるとこは想像するに難しくない。


一般のチケットを公式サイトから買うのは、かなりの運を持っていないと取れない。

そうなると現地でチケットを持っている人から買うしかない。

そして、噂で聞いた話では現地で買うには最低でも1000ユーロくらいではないかと。

日本円でいうと12万くらい。

ネットのチケット代行業者では、手数料も合わせると安くて1400〜1500ユーロ。17万くらい。

こうなれば、現地で交渉して買おう。

1100ユーロを握りしめて行くことを目標として、懸命に働いていたのです。


ミュンヘンに帰った次の日の5月5日から、週一回だけ休みを頂いて、

チャンピオンズリーグファイナルをこの目で観るんだ!」

その思いだけでせっせと働きました。


そして、5月27日の勤務を23時に終え、

目標通り、1100ユーロを握りしめ、実際には握りしめてないですよ。笑

財布に入れて。表現ですね。表現。笑


5月28日の深夜2:20ミラノ行きのバスに乗るために、一旦家に帰り、シャワー浴び、バス乗り場に向かっていたのであります。

ちなみに、いろいろあって、今は仮住まいとして、ホステルではなくて、アパート⁉︎マンション⁉︎わからないけど、ルームシェアして住んでいます。


みなさんに謝罪と説明をさせて頂いたので、

ここからはいつものトーンで、敬語は字数が増えて面倒なので。



眠い目をこすりこすり。

ミュンヘンの夜の街を歩き、

メトロに乗って〜♪


バス会社から送られてきたメールの乗り場の地図のところまで来た。


しかし、バスらしきものがない。

地図のマークがあるところにしっかり来ているのにない。

今回予約したバス会社は、euro lines という会社で初めて使うところだった。

flix bus といつバス会社は良く使ったことがあって、一度も乗れなかったことはないし、不便だったことも、問題が起こったこともない。

今回は値段も安かったし、時間もちょうど良かったし、euro lines にしたが、不安である。こういう時に限って、時間に余裕を持って来なかった。


でも間違いなく、地図に示されたところに時間前には着けている。


メールをもらった時に、少しおかしいなとは思っていた。なぜなら、大きなバスが出入りするバスターミナルはその示された場所から少し離れたところにあったからだ。flix busの時はそっちに停まったが、今回euro linesは初めてだったので勝手がわからなかった。乗り場も違うのかと思った。


残り10分、バスが出てしまうが見当たらない。

地図で示された周囲を走り周って探してみる。近くにいたタクシーの運転手に聞いてもわからない。

残り、2分。

残り、1分。

見つからない。

メールでもらったファイルをよーく見てみると、住所らしきものが書いてある。

これ、大きいバスターミナルじゃん(゚o゚;;


ここから5分くらい離れた大きいバスターミナルなのか!

地図で示された場所と全然違うじゃん!

もしそうだとしたら、euro lines めちゃくちゃいい加減じゃん!住所見て確認しなかったのも悪いけど、間違えた地図載せるとは思わないでしょう。


ダッシュで、大きなバスターミナルへ。

どうやらココだったようで、バスは出てしまった。

まじかよー。

バス代40ユーロ無駄になる。

がっくし。


そして、すぐさま信頼できるflix busで予約。


5:00ミュンヘン

13:00ミラノ着

25ユーロ


素晴らしいflix bus


時間も完璧。値段も安い。


地図も合ってる。めちゃめちゃしっかりしてる。

5:00発で、2分前に停留所着いたけど、時間も守られてる。


無事にミラノ発のバス乗れた。

バスに乗るだけで一苦労。

バスを降りる時には、初めてのミラノだ。


試合は20:45開始。


時間余裕ある。

絶対試合観るんだ。絶対に。




こんなに面白いことあるかinマドリードのホステル(CL4. バイエルンVSアトレティコ)

こんにちは。


マドリードで盗難にあって、六日目。

マドリードで飛行機に乗れず3時間後。


そしてそして、

今日泊まるホステル

「Living Mad Hostel」に到着。


ロビーが素敵だったので、

パシャリ。

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パシャリ。

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左奥の受付で、チェックインを済ませ、部屋へ向かう扉のドアノブに手を掛けようとした時、ドアに張り紙を発見。

「 champions league semifainal

                              20:45

   Bayern munchen   VS   Atletico  madrid  

                            Free Food                          」


と書かれている。

場所は、ここのホステルから歩いて3分くらいの姉妹店的なホステル。


ホステルもサッカームード!!

フリーフードのサービス付き!!

いいね!お祭り状態!


荷物を置き、少し時間を潰し、

姉妹店のホステルへ。


入り口を入って、左のバーが観戦場所。

すでに、ウォーミングアップがLIVE中継されている。

試合まで残り30分。


テレビの下には、大きなホワイトボードがあり、なにやら書いてある。

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どうやら、それぞれの名前とスコア予想だ。

一番上に、勝った人には、シャンパン!と書いてある。

へー面白いな。今日一緒に泊まるみんなでスコア予想の賭け。粋だなー。

サッカー文化が根付いてる。


フリーフードって何かなと探してみると、

トマトソースのペンネだった。アラビアータみたいなやつだ。

これお願い!と頼んでみると、

「ドリンク一杯に付き、一皿だよ。ビールか、サングリアどっちにする?1.5ユーロ。」


なるほど。ただメシじゃないのか。ドリンク頼むと付いてくる。上手く出来ているな。


試合前の雰囲気を楽しんでいると、

あっという間に試合開始。


ピーーーーッ


アトレティコはほとんど変わらないメンバー。

バイエルンは、ミュラーリベリーをスタメンで使ってきた。ペップ本気だな!そうだよそれそれ!

てか、追い込まれてからじゃなくて、1legからそれでいけよ!って思ってしまった。笑


試合開始早々、物凄い気迫と勢いを全面に出すバイエルン。おっ!相当気合注入してきたな。全員、ひっくり返す気満々だ。

ペップがモチーベションを上げてきただろうし、選手たち自身もファイナルに向け気合今充分だ。


立ち上がりから、ボールを持って攻撃するバイエルン

ここは1legと同じだったが、違ったのは、「ボールを失ったあと、奪い返す早さ。」

しっかり修正してきたなペップという感じ。そこが出来ていなくて、1legはカウンターを多く食らったし、2legでは絶対にアウェイゴールはやれないし、早く2点を取らなきゃいけないバイエルンとしては、当然の修正である。

当然の修正ではあるが、相当練習で指摘してきたことがわかるクオリティと徹底ぶりだった。失ったと同時に2〜3人が猛然とプレスをかける。さすがのアトレティコも、この切り替えの早さと気迫にはおどろいてる印象だったが。当然のことを当然のように修正してくるところはさすがだし、すごい。


でもやっぱり思ってしまう。

今やるなら、1legからやらなきゃって。


これをアウェイのビセンテカルデロンで出来ていたらバイエルン優勢で間違いなかったが、1legで不甲斐ない戦いをしただけに、まだアトレティコ優勢は変わらない。


また僕には、いい子の優等生(バイエルン)が先にイタズラをされて、怒ってイタズラをアトレティコにやり返そうとしているように見えた。やり返されているアトレティコの方は、驚いてはいるがイタズラをやり返されているだけだから、何をしてくるかはわかる。

怒っていることに驚いてはいるが、何をしてくるかわかるから、慌てて困っているという印象ではなかった。


子どものやり取りに例えるとこんな感じかな。笑


アトレティコからしてたら、守から攻の切り替えを早くするだろうなというのは、想定内なところはあったと思う。


それでも、ひっくり返すという気迫充分なバイエルン。幾度となく勝負強さを発揮させてきたペップが監督となると、ワクワクする試合になってきた。


先制点は、バイエルン

シャビ・アロンソフリーキックが、コースが変わって入った

少しラッキーなゴールではあったが、これでトータルスコアで追いついた。 


さらに面白くなってきた試合。


シメオネとペップの対照的なサッカー。

堅守速攻とポゼッションの激突。


アウェイゴールを取りたいアトレティコと、追加点を取りたいバイエルン


カウンターをしたいアトレティコと、カウンターをさせたくないバイエルン


ボートを動かしながら、スペースを作りたいバイエルンと、スライドを繰り返しスペースを与えたくないアトレティコ


両者の気持ち・戦術が手に取るようにわかるので、もうワクワク、ドキドキして面白くてしょうがなかった。


やはり、見どころはバイエルンがボールを失ったところの切り替えだった。


アトレティコは、バイエルンのプレスをかわして、カウンターがしたい。それを囲んだ取り返すバイエルン。 


アトレティコが奪った!

どうなる⁉︎

バイエルンすぐ取り返したー!


アトレティコが奪った!

どうなる⁉︎

パス一本通った!

バイエルンのプレスから抜け出せるか!

抜け出せないーー!


アトレティコが奪った!

どうなる⁉︎

パス一本通った!

二本目が、前線のスペースに通った!

どうなる⁉︎

シュートまでいったーー!



こんな感じの繰り返しだった!



そして、バイエルンのボールを失ったあとの高速プレスは、僕には能動的というより、受け身的に見えた。

自分たちが攻撃をし続けるために、奪い返しているというよりは、アトレティコのカウンターを警戒して、ビビってやっているように僕には見えた。

あくまで僕の主観ではあるが、それだけアトレティコのカウンターが強烈であり、バイエルンは警戒していたと思う。


アトレティコが追いついたのは、後半だった。

高いラインを取るバイエルンの背後の大きなスペースを狙った高速カウンター。

グリーズマントーレスの息はピッタリ。

素晴らしいツートップは、二人だけで点が取れると言われてるいるがまさにその通り。

昔、ACミランシェフチェンコがいた時の様だ。シェフチェンコインザーギシェフチェンコクレスポ


アラバの対応も良くなかった。

一瞬の判断ミスで、足を出してしまい、ついていくことができない体勢になってしまった。グリーズマンについていくことが出来ず、グリーズマンが独走してしまった。

足を出さずに付いていっていれば、グリーズマンの邪魔もできた。

こういった守備での軽率なミスがあるところが、レアルやバルサから声がかからない理由だと思える。


アウェイゴールによって、アトレティコが一気に優勢になった。

バイエルンは、あと2点を取らなくては勝ち抜けできない。


さらに、攻撃の勢いを上げるバイエルン

サイドからロングボールをいれるのではなく、あくまでもパスで崩してゴールを奪おうとする。更に中央からが多かった。


レバンドフスキもいるしミュラーもいるしクロスボールがいいんじゃないか。

アトレティコの過去の失点シーンを見ていても、クロスからの失点が多い。

地上戦では、正確なポジションニングで、スペースを与えずに失点を防ぐことができるが、点と点で合わせるクロスボールではタイミングさえ合ってしまえば、どんなに集中していても防ぐことができない。


バイエルンのゴールもやはり、クロスからだった。

ファーサイドに来たクロスボールを、なぜそこにいるの?ビダルが渾身の折り返しからのゴールだった。

身長的にも、体勢的にも、フェリペ・ルイス

負けちゃいけないだろうと思ったが、ビダルの魂の折り返しを褒めるしかない。


バイエルン2-1アトレティコ


このままなら、アウェイゴールにより、アトレティコ勝ち抜け。

一点取れば、逆転でバイエルン勝ち抜け。


一点が欲しい、バイエルンだが相変わらず、クロスボールは入れようとしない。

パスを繋いで、崩そうとする。

さすがペップのチームだ。

こだわりが凄いとも言えるし、

勝つためにやり方変えようよと思う。

勝つことが目的なのか、

ボールを持つことが目的なのか、

わからなくなる。

ペップの信念としては、ボールを持っていれば必ずゴールを奪えると信じているいるのだろうが。


引いてる相手に対して、パスを繋いで崩そうとするのは得策だとは言えないが、さすがペップの集大成。見事なパスとポジション二ングで相手を動かして、中央にスペースを作る。

そこにフリーの選手が入ってきて、ボールを受ける。


崩したっ!!


と思ったところに、

アトレティコの選手が間一髪でスライディングで、シュートブロックをする。

アトレティコの守備が上をいく。


点を取りたかったら、クロスだ!クロス!

早いクロスボールで、タイミングが合えばアトレティコだって止められない。


そう思っていても、バイエルンのやり方が変わることなかった。  


残り10分。

最高まで、ボールを持って攻め続けるバイエルン

堅守速攻のアトレティコ


お互いの戦術とプライドがぶつかり合う。


本気の戦い。


猛攻のバイエルン。死守のアトレティコ


最後の最後までどちらに勝利が転ぶかわからなかった。


手に汗握る試合とはこのことだ。


ワクワク・ドキドキしてたまらなかった。


母校の高校サッカー選手権の後輩たちの試合をスタンドでまじ応援している時みたいだった。


テレビでこんなに興奮した試合は初めてだった。

両チームともいいチームだったし、両監督とも好きな監督。



試合は、そのままアトレティコが逃げ切り、試合終了。


決勝に進んだのは、アトレティコ


最高の試合をありがとうございます。


子供に戻ったように、興奮してテレビを見てた。

この世にこんなに面白いものがあるのか。


サッカーは本当に面白い。本気の戦いは本当に面白い。

このワクワクとドキドキ。

最後の最後まで、

どうなるかわからない。

これがサッカーの面白さだと再認識。





まじで泣きそうになったinマドリード空港(反省編)

こんにちは。


マドリードで盗難に遭って、六日目。

マドリード空港で飛行機に乗れず、2時間後。

散々なマドリード。スペイン嫌いになりそう。笑


でも、ここは自己反省・自己分析。

日本とは違う海外での経験値。


Q、飛行機に乗れなかった僕はどうするべきだったか?


僕なりの考え、、、


A、チェックインの機械が読み込まず、チェックインカウンターの列に並ぶように係員に案内された時に、列に並ばずにバーーンっと直接チェックインカウンターに行くべきった。


です!


あの時、律儀に並ばなきゃよかった。



・なぜ僕は律儀に列に並んでいたか。


① 列を抜かしたら悪いかなと、

周りの目を気にしたところがあった。


②係員の指示に従っておけば、

大丈夫だろうと、他人に任せていた。


③トラブルに対して臨機応変に対応できなかった。


・日本人の特性が悪く出たと思える。

(東北大震災の時は、日本人が取り乱すことなく、秩序を守って列を作っていることが、海外から評価されたが。)


①周りの目を気にする。人と同じことをして安心する。人と違うことができない。


②言われたことはできるけど、言われたことしかできない。自分自身で考えられない。


③状況の変化に弱い。変化にすぐに対応できない。マニュアル通りにならこなせる。



外国人と比べて、日本人の国民性の悪い部分としてもよく言われるポイントだ。

日本サッカーでも悪いとよく言われるところである。


日本でなら、係員や仕事をしている人はお客さんにいい加減なことを言ったりすることはない。わからないことは、はっきりとわからないと言うし、確認する必要が有る場合は、少し待ってもらって、上司に確認に行く。

仕事をしている人間は、相手のことを考え、お客さんに対して親身になって対応するのが当たり前だ。


でもスペインでは、わからないことをいい加減に答えちゃうし、相手の気持ちを考えたりしない。

スペインで括ってしまうと、スペイン人全員がそうじゃない!と言われてしまうので、スペインのイベリア航空の人はひどかった。スペインでもしっかり対応してくれる人はしてくれる。


お客様は神様とか、相手の気持ちになって考えるとか、外国人は日本人のようにはできないのだろう。

「お客様は神様」は日本でしか通用しない文化であろう。

スペインでは、お客さんに対しても平気で、「アミーゴ!(友達!)」

なんて言ったりする。


だから海外へ行ったら、周りの外国人は個人主義(日本人的にはいい加減)が多いから自分のことは、自分がしっかり考えて行動しなきゃいけないと思っておいた方がいい。お店の人に任せておけば大丈夫なんてことはない。


まぁ、これは日本に居ても言えることではあるけど、日本の様にしっかり対応してくれるなんて思わない方がいい。海外では、みんな自分のことをよく考えているからだ。



そんなこんなを空港で反省しているうちに、あっという間に時は過ぎる。


今日泊まるホステルを予約して、

マドリード中心街へ。

ちなみにホステルの予約はいつも

「hostel world」のアプリで予約。

日本語あるし、見やすいし、安いし、行きあったりばったり弾丸の旅をする人にもオススメ。

ちなみに「ホステル」とは、ホテルより安く泊まれるところ。値段が安くなる分、4人部屋、8人部屋、16人部屋など、多ければ、40人部屋、100人部屋など、見ず知らずの人と同じ部屋で寝る。

一部屋の人数が少ないほど値段は高く、多いほど安い。

各部屋やフロアには、トイレ・シャワー・洗濯機もあるので、一通りの生活はできる。

ホテルの個人部屋と違った問題点は、

たまにイビキをかくモンスターが現れることである。笑

僕はイビキが大の苦手なので、いつも苦しめられる。いつもモンスターが現れたら、イヤフォンで音楽を聞きながら寝るのだが、この間は、2時間くらいし寝られなかった。


もう1つの問題点は、やはり盗難のリスク。

ロッカーがある場合は、鍵を閉めて利用する。ロッカーがない場合は、身体の近くに引っ付けて寝る。

僕はロッカーが有料の時は、そんな金払ってられるかー!って感じで、荷物を身体のすぐ近くに置いて寝ている。サイフは履いてるズボンのポケットに入れたまま寝る。泥棒きたら、そこは石川五右衛門ばりに目を覚まして退治してやる。

僕の真似はしないで、有料でもロッカーを使いましょう。

僕は万が一のトラブル込みでホステル生活を楽しんでいるので。笑


「ホステルに泊まってる。」

と言うと

「えっ⁉︎ホステス⁉︎」

とか言う人がたまにいるので説明致しました!


誰がホステスのところに泊まるんだよ!!



話が逸れましたが、空港からホステスに向かっている、、、

違うっ!自分で言っといて、言った矢先に間違えちゃった。


ホステスじゃないですよ。

ホステルに向かってるところでした。



地下鉄のホームに着いて、

iPhoneのミュージックをタップ!


♪メトロに乗って〜、ホステールへ行こう

ここはマドリ〜〜、僕がスラーーーれた街♪

(斉藤和義「メトロに乗って」替え歌させて頂きました。)

東京メトロのCMでかかってた歌ですよ!


ではまた!




まじで泣きそうになったinマドリード空港

こんにちは。


マドリードで盗難に遭って、六日目。

いよいよパスポートが下りてミュンヘンに帰れる。

バイトしなきゃ。

そんなことより、アリアンツ・アレーナで、チャンピオンズ準決勝センドレグを何としでも観るんだ。

これを見なけりゃ、ミュンヘンに来た意味がない。


朝一で、日本大使館に行き、手続きをした。

「お渡しは、順調に行けば13時になります。

手続きをしますので、また13時ごろいらして下さい。」


試合は、ミュンヘンアリアンツ・アレーナで、20:30開始。


試合の時間に間に合い、かつパスポートを受け取って飛行機に間に合うチケットは、

16:00発マドリード

18:00着ミュンヘン


大使館から、マドリード空港までは約1時間。


ミュンヘン空港からアリアンツ・アレーナまでも約1時間。


何とか間に合う。


チャンピオンズリーグ準決勝、ホームアンドアウェイを両方観る。これはなにが何でも観る。そう決めたんだ。盗難に遭おうが、飛行機ギリギリ強行スケジュールでも、観る。


先に、チケットを買ってしまおうか悩んだけど、パスポートを受け取ってからでも、 十分に間に合うし、受け付けの人も、順調に行けば13時ごろにできますといった不確定な感じだったから、パスポートを受け取ってから買うことにした。





13時過ぎ、ようやくパスポートを受け取ることができた。

待ちに待ったパスポート。これで飛行機に乗れる。


ダッシュでメトロに乗って、空港の駅へ。



意外にに早く着いた。

大使館の最寄り駅から、30分ほどだった。

改札を出ようとしたら、回数券では出られなかった。空港の駅で降りるには、追加料金が必要で、券売機で買った。




空港に着いた。

自分のチケットの航空会社は、エアーベルリン。

掲示板で自分の便を確認する。


ない……


んーーーこれは、


別のターミナルに移動必要パターンだ!


この別のターミナルパターンやめてほしい。

送られてきたメールに書いておいてほしい。○ターミナルって。

事前には、決まらないから書けないのかな。直前に変更することがあるのかな。

よくわからないけど、別のターミナルに移動しなきゃ。



こういうこともあるから、飛行機に乗る時は、2時間前到着に現地に着いておくのが基本なんだろう。特に慣れてないところは。



ターミナル移動用のバスに乗って、10分弱で着いた。




14:30。


離陸が16:00だから、1時間30分前。


まぁ悪くない。

時間が遅くて、飛行機に乗れないことはまずないでしょう。

よかったよかった。一安心。


チェックインカウンターを確認して、移動。

イベリア航空の係員の人に、案内されてチェックインをする機械の前に来た。

予約番号を入力するが読み込まない。

「読み込まない。」

と言うと、

「あっちに行け。向こうにエアーベルリンの窓口があるから。」


そう言われ、係員の人指示に従う他ないので、行って見る。一番端の方なので、歩いて2〜3分はかかる。

エアーベルリンの窓口を発見したけど、だれもいない。

もう少し、奥の方かもしれないと思い探してみてもない。

どうなってんだよ、と思いつつさっきの機械のところに戻った。

またイベリア航空の別の係員が、機械に案内する。

「さっき読み込まなかった。」

と言ったが、

「もう一度。」

と言うので、もう一度やってみたが、

読み込まない。


その係員は、さっきの係員とは反対の方向を指差して、

「向こうだ。」

と言う。

何だよ、逆じゃないかと思いながらそっちの方向に言ったが、エアーベルリンもなければ、何もない。


本気でどうなってんだ。ふざけるな。

このままじゃ乗れない。


また機械のところに、戻るとまた別の係員がすぐ目の前のカウンターを指差して

「そこだ。」

と言うので行ってみると、

「空港に来るのが来るのが早過ぎだよ。機械でチェックインをして。」

と言われた。

何回も機械でチェックインやったしな。

来るの早過ぎなのか?

スペインの空港はそんなに、ゆっくりなのか。

それにしても、イベリア航空の人たち、連携取れてないし、一人一人違うこと言うし、本当にいい加減だ。その場しのぎ。

日本じゃあり得ない。



なんだかんだで、もう離陸の1時間前くらいになっていた。

また機械のところに行き、

予約番号を打ち込むが読み込まない。

さすがの係員も、

「直接チェックインして下さい。一番奥の列に並んで下さい。」

と言って、ゲートを通してくれた。


もうけっこうやばい時間だぞ。

その列も横に長い列で、30人くらいが並んでいる。

カウンターも4つ、5つ対応しているからすぐに自分の番が来るだろう。

自分一人だけ、並んでる人を抜かして行くわけにいかない。さっきの窓口の人も来るのが早いって言ってたくらいだから、30分前とかギリギリなっても、スペイン人はいい加減だから平気で乗せてくれるんだろうなと考えていた。


とは言っても、早くチェックインを済ませて、搭乗ゲートまで行きたい。

焦る気持ちを抑えて、律儀に並んで列を見ていた。


それにしても、一人一人の対応が遅すぎる。

列が全然進まない。


日本でやる時の倍くらいかかってんじゃないか。


時間がギリギリだから、何度も全員追い抜かそうかと思ったけど、少しずつでも進んでいる。


20分ちょっと待ってようやく自分の番が来た。


予約番号を見せて

 「機械が読み込まない。」

と言うと、カウンターでチェックしてくれた。



化粧濃いめのおばちゃんが言った。


「もうエアーベルリンの搭乗は閉まった。」


えっ!!


「いやいや、離陸まで30分はある。まだ飛んでない。急いでいけば、まだ乗れるでしょ!!」


「エアーベルリンの搭乗は、40分前で閉める。あなたは、来るのが遅過ぎる。」


「いやふざけるな。おれは1時間30分前には着いてた。機械が読み込まなくて、イベリア航空の人たちに、あっち行け、そっち行けって言われてるうちにこんなじかんになったんだ。」


「エアーベルリンは40分前に、締めます。もう乗ることはできません。」


おのおばちゃんじゃ、話にならない。


航空券が無駄になるとか、そんなことはどうでもいい。

どうしても、アリアンツ・アレーナでの試合が観たいんだ。

何が何でも飛行機に乗る!


他の係員にも説明した。

「まだ30分ある。乗せてくれ!おれは、1時間30分前に着いていた。機械が読み込まなかったんだ。」


そこにいた係員のほぼ全員に聞いたが、

「エアーベルリンはもう閉まった。」

「もう乗ることできない。」


だった。


本気で泣きそうになりながら、必死に説明した。



結局誰も取り合ってくれなかった。

気がつけば15分も経っていた。


もう乗れないな。自分でもわかった。

最後のイベリア航空の係員に言ってやった。

イベリア航空は、クソだな。」


イベリア航空のナイスガイな係員は

「そうだよ。わかってるよ。」

言った。


そうだよ。わかってるよ。

ってなんなんだよ。


涙を堪えて、

航空券を振り返られるか窓口のおばちゃんに聞いてみると、

「エアーベルリンの窓口が1時間もしないで、開くからそこでやって。」

と言われた。


エアーベルリンの窓口の前で、呆然と待っていた。



1時間経っても誰も来ない。

本当にいい加減なんだな、イベリア航空の人たちは。



はーーー。また市内に戻らなきゃ。

またもやマドリード滞在か。

ホステル取らなきゃ。試合見れるところ探さなきゃ。

アリアンツ・アレーナで観たかったな。

本当に観たかった。

泣きそう。


アトレティコマドリード練習場



こんにちは。


マドリードで盗難に遭って、五日目。

明日、順調に行けばパスポートを受け取って、ミュンヘンに帰るので、時間があるのは今日だけ。


パスポートもMacBookも失って、失意の中だったけど、どうせマドリードにいなきゃならないなら、

マドリード滞在楽しんじゃえっ!!

ってことで、

尊敬するパッションの男、チョロこと、シメオネが監督を務めるアトレティコマドリードの練習場へ。


アトレティコマドリードの練習場も、中心地から離れ、郊外にある。


sol駅から20分ほどの「principe pro」駅で下車。そこからバスで30分。

バス停のすぐ目の前に、アトレティコの練習場が!

 f:id:thorikawa0:20160523225647j:plain


さっそく、スタッフの人に、普段トップチームはどこで練習しているか質問。


一番下のグラウンドだと言われた。

アトレティコの練習場は、メインの入り口からどんどん坂を下るようにして、たくさんのグラウンドがある。

坂になっているので、上からたくさんのグラウンドが並んでいるのが見える。

10個くらいあるんじゃないか。

そして、入り口からはるか向こうの一番下にあるグラウンドが見えた。

あれが、チョロシメオネと、アトレティコの猛者たちが普段練習しているグラウンドか。


グラウンドが覗ける隙間を探そう。笑


坂を下りて一番下のグラウンドに着いた。


フェンスがあって、中は見えないようになっているが、腕を伸ばして中をパシャリ。

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シメオネの合言葉

「nunca dejes de creer. 信じることを決してやめるな。」

という横断幕があった。


グラウンドの周りをぐるっと回って、のぞける場所を探した。

道路側は全く見えないが、

住宅地側の細い道からはグラウンドがほとんどみえた。


ミュンヘンに住んでる間に、

必ずシメオネの練習を観に来よう。

一週間か、二週間か、グラウンドに通おう。

今、一番の注目を集めている監督といえばシメオネじゃないでしょうか。

このブログを読んでくれている皆さんにも、シメオネの練習の様子をお伝えできたらと思います。


グラウンドが覗けそうなことを知れて、満足してホステルへと帰る。


明日は、パスポートを受け取って、必ずミュンヘンに帰らなければ。

なぜなら、チャンピオンズリーグバイエルンアトレティコのセカンドレグが、アリアンツ・アレーナであるからだ。


準決勝、ホームアンドアウェイ両方見ることが目標だ。

なんとしても、両方生で観るんだ!


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レアルB試合観戦

こんにちは。


マドリードで盗難に遭って4日目。


マドリード楽しんじゃえ!

ってことで、マドリード在住10年のTさんから、「レアルBの試合の無料チケットあるから、行く?」とお誘いを頂いたので、レアルマドリードの練習場へ。


レアルの練習場は、郊外で空港の方にある。


マドリード中心地からメトロで30分ほど、乗り換えを二回。

最寄り駅到着ですが、ここから歩いて20〜30分。


レアルBの試合が行われるエスタディオアルフレッド・ディ・ステファノに到着。

アルフレッド・ディ・ステファノは、レアルのレジェンド。レアル史上最高の選手と言われていて、スタジアムの名前にもなっている。収容人数は、6000人。


スタジアムを囲むようにして、今まで獲得した大きなトルフィーのモニュメントがある。

写真とっておけば良かった。レアルファンの方、申し訳ありません。


驚いたことが、CLの前身、チャンピオンズカップのトルフィーが、5大会連続で並んでいる。しかも、チャンピオンズカップの第一回から第五回まで。

なるほど。これが、レアルマドリードが世界最高クラブと言われる由縁か。

ヨーロッパNo. 1を決める大会が作られ、初代チャンピオンになり、そこから5回連続で優勝しているから、レアルの歴史、サポーターには、我々がNo. 1クラブだという誇りがあるんだろう。

No. 1になりたいのではなくて、No. 1でなければいけないクラブなんだ。

そういった精神が、受け継がれて、子供達にも刷り込まれていくんだ。


しつこいのは承知ですが、言わせてもらいます。

これが文化だ。


Tさんは、レアルマドリードが好き過ぎて、マドリードに住んでしまったという、真のマドリードファン。

レアルの試合が観たいから、レアルのそばにいたいから、マドリードに移住している。

欧州サッカー観戦したいから、ミュンヘンに来てしまった僕と似ている部分がある。

従って、話も弾む。


「レアルのファンは、試合を観に行くのではなく、オペラを観に行く、と言われている。それは勝つことは最初からレアルと決まっていて、どんな内容で勝つかを楽しみに観に行くんだ。ショーを観に行くのと同じなんだ。負けることは絶対に許されない。だから、批判やヤジもすごいんだよ。


オペラを観に行く⁉︎そんなこと考えたこともない。


スタジアムの中へ入った。

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三部の試合でこんなにお客さんがはいるのか。2000人くらいいる。


レアルBは勝てば、首位決定だったか、勝ち点を落とせない試合。

相手も降格争い中で、負けられない試合。


レアルBには、ノルウェーの若き天才エデゴーがいる。youtubeで卓越したテクニックとドリブルを観たことはあったが、生で観るのは初めてのなので、興奮した。

そして、10番をつけてワントップにいるのが、ジダンの息子だった。背格好も似ているし、動きも似ている。間違いなくジダンの息子だとわかった。

試合は、レアルが先制。途中相手の強烈なミドルシュートで追いつかれたが、終了間際に、レアルが決めて2-1でレアルBが勝った。

エデゴーのテクニックは、素晴らしかった。

日本人が好きそうなテクニックが高い選手である。

エデゴーは、19歳。僕は、エデゴーはトップに上げてもいいんじゃないかと、Tさんに質問してみた。

「レアルの中盤には、モドリッチ、クロースがいる。ハメスと、イスコですら、サブのことが多い。そこにエデゴーが入っていくのは、厳しい。エデゴーのような才能ある選手でも、レアルに入って、レギュラーを取り続けることは難しいんだ。エデゴーは、テクニックがあるけど、そのテクニックが試合に効果的に出ているか、そこが重要なんだ。」

確かに、エデゴーはボールを触れば細かくて、柔らかいタッチをするが、決定的なシュート、パス、クロスをしたかといえば、少なかった。


試合も熱かったが、それ以上に熱かったのが、スタンドのサポーターたちだった。

相手の選手が、危険なファールをすれば激しくブーイング。そのプレーが終わったあとでも、そのファールをした選手がボールを持てば、容赦なくブーイング。

下位のクラブに向かって、

「出て行け!四部へ落ちろ!!」

とヤジを飛ばす。

それも少しの特定のサポーターだけではないのだ。ほとんどのサポーターが、ヤジを飛ばし、ピッチに向かって叫んでいる。

レアルのサポーターは、審判にも厳しかった。審判のジャッジが少しでもおかしかったり、相手よりだったら、許さない。叫び、怒り、批判をする。

レアルBの選手たちには、よいプレーをすれば温かい拍手が。悪いプレーをすれば、怒りをぶつける。とにかく、ワンプレー、ワンプレーに激しく反応し、ゲームに参加している。

それはそれは物凄い勢いで、慣れていない人は恐くなってしまうほどである。

こんな環境が、毎週毎週あれば、嫌でも選手は育つだろう。サポーターが育てていると言っても過言ではない。

このサポーターのヤジが、批判が、レアルの強さの秘訣と言えるかもしれない。

これだけ監視されていたら、選手たちはサボれないし、いい加減なプレーはできない。

だれも批判されるくらいなら、拍手がほしいはずだ。


試合が終わり、駅へ向かって歩いていた。

Tさんと話していると、以前レアルで監督をしていたアンチェロッティの話題に。

アンチェロッティが監督の時は、上手く機能していてよかったですよね。」

アンチェロッティは、レアルの歴代監督の中でも唯一レアルのサポーターから解任を惜しまれた監督だったよ。」


批判してヤジを容赦なく飛ばす、レアルサポーターが唯一別れを惜しんだ監督がアンチェロッティ


「でもアンチェロッティって、あまり話題に上がらないですよね。戦術についても、指導についても、あまり注目されないですよね。だから、よい指導しているか、どんな指導しているかもわからないですけどね。」


「審判でもよく言うでしょ?話題に上がらない審判はよい審判だって。審判の存在が気にならないほど、上手く試合が運ばれていて、選手に注目が集まっているということ。

アンチェロッティは、選手の能力を引き出すのが上手い監督なんじゃないかな。だからあまり話題に上がらないけど、優秀な監督なんだ。」


なるほどーーーーーーー!!!!

この話を聞けたこと、マドリードに来て一番の収穫かもしれない。

盗難に遭ってよかった!笑

この話を聞かずに、ミュンヘンに帰っていたら、MacBook より、もったいないだろう。笑


やはり、メディアに話が上がるのは、個性的で自分の戦術をしっかりと持った、モウリーニョグアルディオラが多い。

アンチェロッティは、ACミランでも、レアルでもチャンピオンズを優勝をした監督だ。

それでも、そんなに注目されない。


そこに新たな視点。


話題に上がらない監督は選手の能力を引き出す優秀な監督だなんて。


アンチェロッティにも興味が湧いてきてしまった。


アンチェロッティ来季、バイエルン・ミュンヘンの監督じゃん!

ラッキー!グラウンドまた観に行こう!!


そしてそして、これは予想だけど、

バイエルンの選手たちは、グアルディオラの戦術に沿って、ガチガチのボールポゼッションのサッカーをしている。新たな戦術を学べる喜びもあっただろうが、窮屈に感じている部分もあるはずだ。

そこへ、選手を信頼し、選手の能力を引き出すのが得意なアンチェロッティが来る。グアルディオラの時よりも、バイエルンの選手たちは自由にのびのびとプレーできふんじゃないか。

アンチェロッティは、バイエルンで成功できるんじゃないかと考えてしまう。


そして、止まらないサッカーの話のあとは、

Tさんがマドリードで有名なアルゼンチン料理のお店「Le Maria」に連れて行ってくれた。

店の中には、カシージャスモウリーニョシメオネの写真など、有名サッカー選手の写真がずらり。

お昼のランチコースで10ユーロ。

サラダ

ジャガイモのホイル焼き

肉料理

パン

ドリンク

デザート。

どれも美味しかったーー。

お店も大盛況で、いいところを教えてもらえたな。


Tさん、本当にいろいろ教えて頂きありがとうございました。たくさん勉強になりました。また、マドリードへ来たら連絡します!


Tさんに別れを告げ、ホステルへと帰るのでした。